求職中ステイタスから保育園当選までの話


戻る場所があることが羨ましかった?!?

公のママ向けイベントで出会ったいわゆるママ友数人グループ。

それから親子で仲良くさせてもらっていました。

中には育児休暇中のママ、フリーランスだから保育園に入れたら仕事を再開したいママ、私のように専業主婦のママ、と様々でした。

育児休暇中ということは、いずれは職場復帰するわけで当時の私は、無意識に帰る場所があることが羨ましいと思っていたような気がします。

専業主婦時代の素敵なママたち

高齢出産な上にママ友というとステレオタイプな情報しか持ち合わせていなかった私でしたが、不思議とそのメンバーで過ごす時間は、いつしか居心地のいい自分の居場所になっていきました。

季節の行事を一緒にお祝いしたり、お出かけしたり、そのうちにそれぞれのママたちが本当に素敵で色んな個性を持っている方々ばかりだと気づきました。

書道の個展を開けるようなママ、人前に出て華やかな世界で活躍していたママ、料理上手なママ、裁縫が上手なママ、語学が堪能なママ、、、などなど。

イベントごとに何かを作ろう、というと何も出来ない私は、このメンバーに助けられながら小物を作ったり、出来ない裁縫を教えてもらったり、一番は持ち寄ってくれた御馳走を食べる係(笑)でした。

そのうち「私って育児をしていくうえで役に立つ事は何ももってない?!」と改めて気づいたのでした。(遅い)

専業主婦なのに流れで「保活」をすることに

そうこうしていると育児休暇中の方々は、復帰に備えて保育園を探し始めたのでした。

そこに半ば冷やかしで付き添い半分に同行していた私。

でも、そのお蔭で「保育園応募の知識」がどんどん増えていきました。

さらにそのメンバーで区役所開催のイベントに頻繁に参加していたので、新規開園などの情報も入ってくるようになりました。

保育園応募には情報収集が不可欠

各市区町村によって、制度はまちまちなのでここでは言及しませんが、まずはご自身の地域の情報をくまなく集めること(就労状況によって点数化されることが一般的で、会社員か自営業でも違う事が多いです)

次に、管轄役場に頻繁に直接足を運ぶと「お宝情報」が入手できることもあります。

私もイベントだけでなく、区役所の授乳室も時々利用していました。

そして、それが「新規開園情報」でした。

とはいえ、求職中の私が当選するなて考えてもなかったですし、当時の私は、子供が幼稚園入園後に社会復帰出来たらいいなと思っていたくらいです。

小規模保育園とは

私が当選したのは、新規開園の小規模保育園でした。

小規模保育園は、認可保育園であるものの0、1、2歳児の保育をする保育園です。

いわゆる就学前までの子が通える認可保育園よりも基準が緩やかで新規に開園しやすいという点があることを後に知りました。

また一番は、育児休暇中のママにとっては仕事をしながら3歳のタイミングで再度「保活」をしないといけない事で敬遠されたのかもしれません。

そして、応募の段階では、まだ工事中で見学すら出来ませんでした。

しかし、区役所で事前情報を仕入れていたので、予定場所くらいは把握していました。

新規開園のいいところ

何と言っても、上手に情報を得さえすれば、私のようなラッキーもあるのかもしれません。また、新規開園なので施設は新品です。

気になるのは、先生ですが、これまた”大当たり”でした。

これも後から分かったことですが、新規開園にあわせて立ち上げから軌道に乗るまでの間は、本部(うちの園は名古屋でした)からベテランの先生が派遣されていたのです。

2年弱ほどで次の新規開園の地(沖縄の離島でした)に赴任されました。

また、名前の通り「小規模園」のため給食の先生であっても私を見ると「○○ちゃん、お迎えです」と伝えてくださるなど本当にアットホームでした。

0、1、2歳にとっては、園庭に大規模な遊具があってもまともに遊べないなら、このアットホームさの方がいいかもと通わせてからの感想です。

まとめると

・点数などで優先順位が低くなりがちな方はねらい目(どちらかというと会社員>自営業になってしまう傾向があります)

・施設は、ピカピカの新品

・軌道に乗るまで、法人の既存園のベテランの先生が園長として派遣されている可能性がある

・アットホーム

メリットは、以上です。

デメリットは転園が必須になるということです。

私も通わせて2年目になるとすぐ「2度目の保活」をすることになるのですが、結果として「幼稚園」という選択をしました。

そのことは、また次回にでも。→幼稚園ママ×いつも綱渡りはココをクリック

動いていれば、開けてくるものがある

一見、私は「幸運」だけで今に至るかのように思われる(言われる)ことが多いのですが、おそらくラッキーだけではなく私が、前向きな仲間たちの中で情報収集をしていけたことが大きかったのではないか?と思います。

というのも、あのグループから結果的に私以外にも、求職中ステイタスでもう一人、当選した方がいるのです。

その方の場合は、新規開園でもなく、就学前まで通えるいわゆる認可保育園でした。

ただ、立地的に少し辺鄙なところだったため、比較的倍率が低めだったこと、0歳児募集がないことも大きかったと思われます。

ですので、そこは、0歳児からの持ち上がりがないので、定員いっぱいまでそのタイミングで受け入れ可能です

どうしても保育園に入れて復職したい方は、無理してでも0歳児での入園を希望されるからです。

その方が(0歳児から入園する)確実だと区役所の相談窓口でも言われます。

勿論、私もそうアドバイスされましたが、そこまでして仕事したいか?と問われたら「No」でした。

だって”帰る場所”はないので、私には。

そして、思った以上に「育児でも楽しい自分」がいたのです。高齢出産だから、もあるかもですね。

後に言われて気づくのですが「育児=究極の育成」なのです。

育成がしたい=という私の「軸」に思いっきり合致していたのでした。それが今の「キャリアコンサルタント」につながっています。

そして、この保活は今振り返ると、私にとっては、親の生き様(私の場合、とりあえず行動してみる)を見せる、かもしれませんね。(親の生き様は、ココ)

このことが結果的に「未経験からの学生支援」(ココ)への第一歩となったのでした。

その後の続きは、パートとキャリコンサルタントの二足の草鞋です。(こちらから)

女性の社会復帰支援情報

*東京しごとセンターの女性再就職支援プログラムは(ココから)

https://tokyoshigoto-terrace.jp/sp-region/20220124/?fbclid=IwAR2WkW1nHnPj2TtBMOiR6vZ4tGQ1nGyPcdTir5qgvpFI2_3-68H2p9iMmFE

2022年1月24日(月)〜1月28日(金) 10:00〜16:00 (託児つき)


【花さく共育】逆算育児のススメ

子供が1歳の時、人事・人材未経験から、学生支援を始めました。最初は、パートとキャリコンとの2足の草鞋。幼稚園卒園までは、子供の教育を優先しつつ8年目の今、大学キャリアセンターを掛け持ちし、キャリアデザイン講義を担当。その中で就職活動の段階では急に克服できない課題があることに気付きました。それは基礎学力+非認知能力の発達具合です。そこは幼少期からコツコツと積み重ねがカギだと実感しています。

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