ロールモデルを子供達に

ロールモデルの重要性

新年、明けましておめでとうございます。2023年も宜しくお願いします。

昨年、小学生と博士・研究者をオンラインで結ぶ「たねまきめぶき」にて年に3回「キャリア教育の回」として担当しました。

2回目の慶應義塾大学の山本幸歩さん、3回目の教育の島として街興ししている広島県大崎上島の高橋貴一先生をご紹介した回は、私にとっても印象に残る出来事となりました。

現役大学生が小学生に伝えてくれたこと

山本さんは、ご自身が自分の事業「カエリタイ」を手掛けている他、中川政七商店がサポートする”仕入れから学生だけで店舗運営”をしている「アナザージャパン」のメンバーの一人でもあります。

9月にはアナザージャパンで格闘する公募で選ばれた学生たちが「ガイアの夜明け」でも特集されました。

そんな彼女が小学生たちに話してくれたこと

・なんでなんで星人だった小さい頃

・なんでなんで、だけで解決しなかった高校生の時、留学を決意!留学先で人生の価値観が大きく変わったこと

・大学は楽しいところ、自分の勉強したいことをトコトン学べるよ

と、キラキラした目で伝えてくださると、子供達も画面越しであっても、前のめりで聴いているのが見て取れました。

そりゃ、そうですよね!大学生なんて普段、接する機会はなかなかないですもんね。

きっと山本さんのメッセージを子供たちも、受け取ってくれたと確信しています。

山本さんの回の報告はこちら(→ここをクリック)

「出会いと挑戦」高橋先生からのメッセージ

一方、3回目の高橋先生。小学校の先生だったというだけあって、子供たちの心の掴み方抜群でいらっしゃいました。

今、広島県大崎上島の高校生と探究の時間を共に試行錯誤している先生です。(大崎海星高校魅力化プロジェクト)

今でこそ、多くの高校生が主体的に関わってくれるそうですが、初年度は2名しか参加者がいなかったとか。なんとか参加者を増やすところから、取り組まれたとのこと。

今回は、子供達に「自分の得意なこと」や「夢の見つけ方」のワークを通して、日々の「小さな夢」の先に「大きな夢が待っていること」を教えてくださいました。

側で見ていて感じたことの一つに「自分はこれが出来る、得意なんだ」と思えることや「自分を自分が認めてあげること」って、大人もついつい忘れがちなことではないか?と。

日本には、”謙遜”という素敵な文化があるがゆえに「自分の足らない部分」にばかり目がいきがちですよね。

高橋先生いわく、「自分の出来ること」と「やりたいこと」の掛け算が想像できること、それには、まずは「自分の出来る事、得意な事」を知ることが大事だそうです。

また、いきなり大きなことからではなく、まず最初に出来そうなもの(こと)から「挑戦すること」も大事な要素。

挑戦の中で誰かと出会い、また、そこから次の挑戦に繋がるそうです。そして「自己決定」の重要性も教えてくださいました。

先生自身、アメリカの大学院に行くと決めて「合格」を手に入れたそうです。

高橋先生、ありがとうございました。

2023のわたしの「夢」

それは、今回のように多くの親子に「ロールモデル」となる大人を紹介すること、です。

自分も小さい頃、多くの大人たち、しかも「ワクワク」「イキイキ」生きている大人たちに出会っていたら、人生変わっていたかもしれない?!と思います。

高橋先生が仰る「出会いと挑戦」に繋がっていたかもしれません。

「そんなことしている人がいるなんて知らなかった」「若い時に教えて欲しかった」とは思わずに済んだかもしれません?!

少なくとも「知ってて、選ばなかった」なら、後悔はないのかもしれません。

自分で「自己決定」していますからね。

ということで、今年は、子供だけじゃなく大人にとっても「多くのロールモデルに出会える」機会の創出に関わっていきたいと決意しております。


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【花さく共育】逆算育児のススメ

子供が1歳の時、人事・人材未経験から、学生支援を始めました。最初は、パートとキャリコンとの2足の草鞋。幼稚園卒園までは、子供の教育を優先しつつ8年目の今、大学キャリアセンターを掛け持ちし、キャリアデザイン講義を担当。その中で就職活動の段階では急に克服できない課題があることに気付きました。それは基礎学力+非認知能力の発達具合です。そこは幼少期からコツコツと積み重ねがカギだと実感しています。

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