自分で決めた納得の進路

嬉しい報告

大学に出勤すると受付の方に
「先日、帰られた後に学生さんいらして
メッセージを頼まれたので、メモをつけて
デスクに置いています」と。
見るとピンクの紙に
「〇〇に内定承諾して就活を終えました」
という内容でした。
この学生さんとは👩‍🎓、去年の今頃から約1年のお付き合いです。
もう来てくれない(って言い方が💦)と思うと少し寂しいですが(笑)

涙ポロポロだった昨夏

この学生さんは、特にやりたいことがない、わからない、決まっていない。
不安だからこそ早めに動きたいんです、と。
本当に多くの業界のインターンシップや説明会に参加していました。
去年の夏には、オンラインで繋がった瞬間に大粒の涙をポロポロ流したことも。
そんなつもりもなく参加した説明会でいきなり集団面接が始まって全然ダメだった💦
周りが優秀に思えて、自分が惨めだったと。
凹んでしばらく動けないかな、と思っていましたが、面談終わる頃には
「悔しい、だから今後は、もっと選考のある
インターンシップに
挑戦する必要があると思います。」と自分の口から言ったのでした。
私も、たかだか40-50分の間のこの変化に正直驚いたのを覚えています。
すごいなぁ、最初は、挫折に近い状態だった方が話をする事で、自分で次の行動目標を
決めた瞬間でした。
本当は「でも、動いたからこその゛気づき゛
だったね〜」と(余計なことを)言おうかと思っていましたが、そんなことは不要でした。

不安だからこそ早めに

その後も、いい時もあれば、休憩する時もあり山あり谷あり、最近、来ないな、どうしてるかなと思うと積極的に動いていたり、だからこそ、思いもよらない企業と出会っていたり、本人も「インターンシップや説明会に参加した業界の数は、他の人には負けないかも、と自負しています」と言うほど私も「そうだね」と思うし本当に「白紙」だった状態から自分なりの「納得の進路選択」をされた学生さんです。

納得の進路選択

今、複数内定を持っている学生さんが、そろそろ行き先を選び始めています。
この学生さん以外でも、同じように選択の時期です。
(選べるってラッキーですよね)
最終的に決めるのは自分です。
その状況でも人によって、違うんです。
きちんと内定先について一社一社調べて、比較する材料を揃えて自分なりの優先順位も整理してそれでも「大人のアドバイスも欲しい」と相談にやってくる学生さんと、これまた、一社一社について「教えて欲しい」「あわよくば決めて欲しい」ような方も(^◇^;)
いやいや、最終的に自分で決めないと後悔するよ〜と話すことも。
しかしこの学生さんには迷いはなかったです。
これだけ見てきて最終的に辿り着いた業界。
そして、終盤は、自分の中での「基準が明確」でした。
この学生さんも「複数内定」でした。
この〇〇が、あと最終です。
という時には「ここに内定貰えたら承諾して就活終わります。」と最後には迷いはなく
自分で決めていました。


大人も負けずに、人生の花を咲かせよう

私も本当に若い人に力をもらっています。
若者が、人生の荒海に漕ぎ出す
第一歩を見届けられて、この上ない幸せです。
私も自分の授業で少しだけ変化があったのかな、と、ご褒美にお花を買いました。
ほんの数日で、咲き誇っています。
私も若い人にも、花🌸にも負けずに人生の花を咲かせていきたいです。

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【花さく共育】逆算育児のススメ

子供が1歳の時、人事・人材未経験から、学生支援を始めました。最初は、パートとキャリコンとの2足の草鞋。幼稚園卒園までは、子供の教育を優先しつつ8年目の今、大学キャリアセンターを掛け持ちし、キャリアデザイン講義を担当。その中で就職活動の段階では急に克服できない課題があることに気付きました。それは基礎学力+非認知能力の発達具合です。そこは幼少期からコツコツと積み重ねがカギだと実感しています。

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