花(中秋の名月)より団子!

お月見鑑賞

今年の中秋の名月は、8年ぶりの満月です。

でも当日は、「満月が見えないかも」と、しきりにテレビで言っているのを

聴いていた子供が満月の前日に「今日、お団子作りたい」と言うので、

すぐに簡単に出来るように白玉粉とあんこ等を購入。

ナタデココなども買って、和風、洋風どちらにも対応できるようにしておきました。

すると晩御飯も済ませて、一息ついていると「作るよ」と子供の声。

「え?今から?」嘘でしょう、と思っているとガシャン、ガシャンと次から次に

ボールや鍋などが準備されていき「シェフは準備万端の様子よ」と夫。


夏休みの自由研究の成果?!

夏休みの自由研究で「アイスクリームの研究」をして、さんざん作った経験から、

ある意味、手際が良くなっている(笑)

昔だったら、用意すら時間がかかっていたのに、あっという間に準備完了。

説明書を読んで、水の量を測って、までは良かったのですが、

私が一瞬リビングで用事を済ませているうちに、本来、少しずつ水を足しながら

混ぜ合わせる工程で一気に水を入れたようで

(おそらく固まり具合をみながら、水の量も加減が必要だったのかと)

べちゃべちゃのまま、子供の手に白いものが張り付いています。

それ以上、混ぜても固くなりそうな気配がないので、

仕方なくスプーンで鍋の熱湯の中に入れてみることに。


失敗も良い経験

するとグツグツの鍋の中には、あたかもうどんを茹でているかのような光景が広がります。

最初にスプーンの先から落ちたものは、かろうじて団子のような丸い形をしているものの。

多くがうどんのような白い物体です。

でも、自分で準備して、自分で説明書読んで、水も計測して、

私がいなくても一人でやろうと思っての事なので、

単なる失敗で終わらせたくありませんでした。

「じゃ、出来るだけまるっこいのを集めて、それは明日の本番で使うことにして、

今日は、うんどんみたいなものと細かいのだけ集めて、

ナタデココとかといっしょに食べてみる?」

すると、それはそれで、見た目はおいておいても、味は美味しかったのです。

形は失敗したけど、自分で一から作って、計量カップで水も図って、

熱湯の鍋にも頑張ってスプーンから入れてみました。

私が、どこかの過程で止めていたら、失敗もしなかったかわりに、

失敗の中から少しでも改善していく、ということも学べなかったかもしれません。


ススキは道端にあるものだったのに(笑)

次の日、団子を作ったからには、「ススキも欲しい」と出かけた先のお花屋さんで購入。

田舎育ちの私にとって、小さい頃は、ススキなんて道端に自然に生えているものでしたが

都会では、花屋さんで買う物なのですね。

そして、一晩寝かせた(笑)のこりの極力、丸っこいのは、

外で中秋の名月を観ながら食べることが出来ました。


ここでお伝えしたいことは

1 失敗も大事

結果的に失敗だったかもしれませんが、その過程で多くの「挑戦」をしました。熱湯の鍋に入れることも挑戦しました。

2 季節の行事も大事

我が家のだんごは、決してSNS映えするような出来ではなかったですが、親子で行事を大事にすることも、子供たちに伝えていきたいことですよね。

【花さく共育】逆算育児のススメ

子供が1歳の時、人事・人材未経験から、学生支援を始めました。最初は、パートとキャリコンとの2足の草鞋。幼稚園卒園までは、子供の教育を優先しつつ8年目の今、大学キャリアセンターを掛け持ちし、キャリアデザイン講義を担当。その中で就職活動の段階では急に克服できない課題があることに気付きました。それは基礎学力+非認知能力の発達具合です。そこは幼少期からコツコツと積み重ねがカギだと実感しています。

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